発達障害
子育てをしていて、子供の様子がおかしいと
頭をよぎるお母さんは多いのではないでしょうか?
なかなか寝返りをしない
ハイハイをしない
歩くのが遅い
言葉を話さない
などそんな時に子供は発達障害かも?
そう思い携帯で発達障害を調べたり専門の機関を調べたりすることがあると思います
何かおかしいなと思った時の対応の違い
上記のように何かおかしいな
と感じたときに、親御さんの中で2パターンあります。
調べてどこかに話を聞きに行こうとするタイプ
気のせいよねとなかったことにするタイプ
大きく分けてこの2つに分かれると思います。
3歳ごろまでは、細かく検診があるので、その時に相談しても良いですし
我が家の経験だと、検診は馴染みの小児科でするので
子供の機嫌もすこぶる良く、言われたことに従い
私の考えすぎということで、乳児期、幼児期は何もしないまま過ごしてきました
なのでごく小さい時に見つかり、何らかの支援が受けられる人というのは
お母さんがとても頑張っている人だと私は思います
発達障害のイメージは悪い
子育てをするお母さんにとって
子育てというのは、夢に描いている幸せなもの。
無事に生まれて、よく眠り、よく飲み、スクスク育ち
ある時には公園で親子で友達ができて、ママ友などと楽しい幼稚園ライフを送る
そんなふうに脳内に出来上がっている夢が多かれ少なかれあると思います
ですが、発達障害があると、=問題行動をする
また幼児期などは特に自分の子供をこのように育てたいという
強いお母さんの希望があり、発達障害の子どもと関わるだけでも
悪影響があると、避けられることが非常に多くあります
じっと座れない 食事の仕方もおかしい
独特のマイルールがあるなど
悪影響を与える病原菌のような扱いを受けることになります
(これは蓮虹の体験でもあります)
発達障害は恥ずかしい
上記に書いたように
発達障害は病原菌のように扱われ、避けられてしまうので
発達障害という病名をつけられずに
少しやんちゃなだけ
そういうことにしている人も多くいます。
実際に聞いたことがあります。
「障害の名前なんてついたら、将来どうなるか」
そしてお母さんは子供の評価が自分の評価だと考えてしまう
こともあり、
発達障害は恥ずかしいものとして、避けられ、
そして自分の子供が生きづらさを抱えていても
そこには触れることがないまま大きくなることが多くあります
子供が苦しい
発達障害が恥ずかしいの何のというのは
大人の勝手な都合です
当の子供はとても苦しいことが多くあります
学習障害があると、読み書きや計算に不自由があり
ただ、普通学級は、大勢の人がわかる教え方しかしないので
学習障害の子がわかりやすい教え方をしてくれません。
その結果、勉強は小学校低学年で躓き、その後ずっと苦労します
努力が足りないと大人に攻め続けられて、自分はダメな子だと思い込んでしまいます
また、他の発達障害でも、特定の音、肌触り、味などが苦手で
その部分で逃げ出したりしても、
全く障害のことについて知識のない人が接することで
厳しく体罰などを与えることになります
その結果、できないことは適当に嘘をついたり
とても苦しみながら成長することになるのです
幼少期からの専門的な支援の大切さ
私自身の経験からも、発達障害は幼少期からの
専門的な支援がとても大切だと感じます。
障害について専門的に学んだ人が接してくれる接し方は、
今まで色々なことを拒否していた子供が心を開いて
何かに向かおうとする力を与えてくれますし
気持ちのコントロールが難しく、他人や物に当たることがあっても
根気よく気持ちのコントロールの仕方を教えてくれるからです
それは学校でも同じで
特別支援の先生は、教え方もわかるような方法に工夫してくれ
責めず、守ってくれる環境で子供の中身が育ってくるまで
根気よく接してくれました
発達障害育児はしていない人にはわからない
発達障害児の育児は経験した人でないと解らないものです
健常児を育てている人には、理解して欲しいと言っても理解してもらえるものではありません。
なので、距離を取られたり、心無い言葉を言われたり、甘やかしていると言われても
それはそれで聞き流すくらいでちょうど良いです
恥ずかしいことではない
発達障害は恥ずかしいことではありません
一つの特性という人もいるけれど、親としては特性とだけでは片付けられないのが本当のところです。
昔は、怠けている変わっているという言葉で片付けられていたことが
今は研究されてきて、何となく色々解明されてきて
より生きやすくなっています。
何も恥ずかしいことはありません。
そこに恥ずかしいと思う気持ちがあるのであれば
それはあなたが、障害に偏見を持っているということなのです
まとめ
今は発達障害を持っていてもずいぶん生きやすい時代になってきました。
特別支援も発達してきて、子供達が心を閉ざさず、壊さず、成長できる場が作られてきたと思います
ただ、根深い差別や偏見があるのも事実です。
ですが、発達障害を持つ親御さんに支えられてきたことも多くあります
病院の先生や、支援の人も、自分自身が親の立場ですからと
色々な面からアドバイスをくださったり、受け入れてくださったりします。
でも反面、発達障害に理解がない病院では診療拒否、 習い事はお断り
友達の輪にも入れません
そんな扱いを受けることもあるけれど
子供が自分自身を否定せず、心をこわさず
少しずつでも成長してくれたら
それが親として一番嬉しいことであります。
子供の障害が恥ずかしいと背を向けていると
でもいつか必ずそのことに向かわないといけない
時はきます
それは子供が成人してから不具合が出たり、思春期になって
自分より体が大きくなり、人格も出来上がってから
向き合うことになります
正直その時期に向き合うことは大変です。
だから小さい時から向き合っていくことが本当に大切です
多くの人から避けられても、一握りの理解者がいます
そして、結局は理解者の人と末長く接点を持っていくことになるので
それで良いのです
早めに支援を開始することで、困り事も少なくなります
発達障害は恥ずかしくないのです。