幼い頃から音楽に助けられた
蓮虹は、幼い頃から機能不全家族で育ち
毎日家では毎日気を使い、学校ではいじめにあい
親は全く子供に対して教えるということをしてくれなかったため
できない事だらけで、合わせて色々なものから発せられるニオイや
声に常に心は疲弊していました
3歳から習い始めたエレクトーン
母が何を目指していたのかわかりませんが
私は3歳からヤマハ音楽教室に入り
エレクトーンを習い始めました。
プライマリーという言葉だけは今でも覚えています。
そこからしばらくして、
個人レッスンに変わりました。
辛い毎日の中で音楽に向き合う時間が心が晴れる時間
毎日毎日
子供の私は地獄を生きているような日々でした。
家で怒られ、学校でいじめられ、
勉強はわからず、勉強以外の生活のことも
家庭で教えられないのでわからず
リボン結びができなかったり、日々の中で当たり前にできることができずに
とても困ったり
そんな中でエレクトーンに向かっている時間だけは
何もかも忘れてただ音に心を向けていられて
それがとても心地が良く幸せでした。
嫌なことがあればエレクトーンの練習をする
そして目を閉じて弾いたり、
耳で覚えている曲を弾いてみたり
幼少期から心が壊れずに済んだのは、
音楽とそしてもう一つ書道
この二つ打ち込める場所があったからだと思います
音楽を聴いて心を落ち着ける
中学高校生になると
貧乏な家なのですが、なぜかコンポを買ってくれました。
CDラジカセもあり、なんでか音楽を身近に置くのに困らない環境でありました
最初はラジオから流れる音楽を聴いていて
そして次はカセットテープにダビングして
昔はダビングしている時には
外の音も入るから、音楽が終わるまで誰も喋らないでと言いながら
ダビングしていた時代もとても懐かしいです
あまりよく覚えていないけれどなぜか音楽に触れること
そして音楽に触れるための機材は揃っていました
いつの頃からか、CDがでて、
お小遣いでシングルCDを買って
辛い時や眠るときによく聴いていました
私が一番聴いたのが、華原朋美さんの
I’m proud
この曲は自分の中で整理しきれない思いや出来事があった時に
聞くことで心がスッと落ち着いたり
何か安心できる波動に整えてくれました。
華原さんの歌なのか
小室さんの音楽なのか
あわさってこそ生み出される言葉にはできない何かなのか
目を閉じて視覚をオフにして
音に集中する歌に集中したり、旋律に集中したりする
ことで何度か聴いているうちに
心がスッと晴れていく
そうして辛い時代辛い時期を乗り越えていました
なぜかわからないけれど、音楽の音色が嫌なことを全て消してくれる感覚でした
音に集中する癖で助けられた経験
この子供の頃から無意識に音に集中するという経験で助けられたことがあります
最初は出産の時
出産って未知のことだし、怖いし痛いらしいし
という思いから、当時取り入れ始めた
ソフロロジー分娩を選択しました
妊娠5ヶ月ごろから毎日CDを聴きながら呼吸の練習をしました
毎日です。それくらいビビリです。
周りの人は私は肝の据わり方が違うと言いますが
ビビリを克服するために
常に準備をしています
そして分娩当日、陣痛に気づかず、病院に行くと子宮口5センチ開いていて
急いで入院、分娩待機室へそのまま入室
待機室では怖い、どうしようとなっていたのに
分娩室に入ると、いつも聴き慣れている音楽が流れています
痛い時に音に集中することで
不思議と怖さが薄れてきて
子供の心拍が下がり、周りが緊迫していてもひたすら音に耳を傾け
精神を集中していました。無意識に
そしてもう一つ甲状腺がんの手術の時
これも怖くて、自分のイメージトレーニングだけではどうしようもなく
手術室まで足が震えながら歩いて、
麻酔科の先生にIDを見せて
オペ室に入ると、音楽が流れていました。
そうすると、無意識に音に集中するんです
これ何の歌だったっけ?
そうするうちに手術台に横になり、沢山の人が一斉にそばにきて沢山の機械をつけ始めます
同時に麻酔の先生にマスクを口に置かれて
音楽を聴きながら意識が落ちていきました
音楽に意識を集中すると落ち着いてくる
その時に改めて気づきました。
音で浄化
スピリチュアルの世界では
浄化をするときに音で浄化というものがあります。
音叉などを使うことが多いですが
それ以外にも、楽器などの音の振動で
人の見えないエネルギーが浄化され
特に重たい不穏なエネルギーが綺麗にはれていくような感じがします
時代時代で浄化される音楽が違うのか
少し興味があり、これからもみていきたいと思う部分に
音楽は年代年代で個性があり
そしてその時代に生きている人が一番浄化しやすい
音楽になっているのかなと感じます
宇宙には運気があり、その運気に生まれた人はその運気を纏っているので
その時代の音楽が一番浄化されやすい。
先日高校生の息子に
この曲流行ってると聞かされたのは
アップテンポで、もはや何を言っているのかわからない音楽
これ流行ってるの?と聞くと
「そうやで」と言われました
これじゃ浄化できない・・・と思いました正直
でも令和に10代20代と自分を作る時代を生きている人には
その音楽のエネルギーが心地よく
昔の音楽は魅力を持ってくれない
同じように、親世代の演歌が
私たちの世代に魅力を持たなかった
そのように音楽も人のエネルギーによって
変わってくるのかなと感じたりしています
同じ楽器でも人によって音が違う
音楽は波動なので
同じ楽器を使っても人によって出す音がさまざまです。
同じ楽器で同じ曲を弾いても
全く違うものに聞こえてきます
人柄が滲み出るのがまた音楽の面白いところですね。
まとめ
蓮虹は音楽の力で沢山助けれられてきました
辛い時代に心の拠り所になってくれたり
音楽を聴くことでその時代、その情景を思い出せたり
言葉できない何か特別な力があるのではないかと子供の頃から思っていました
勉強はできなかったけれど、音楽だけは成績が良かったのです
それぞれの時代に生きた人のそれぞれの音楽があり
時代にあったものが作られているのも
また音楽の素晴らしさだと思います
辛い時に悲しみを癒してくれ
怖い時にはそっと支えになってくれる
音楽は本当に素晴らしいものです