蓮虹の人生経験&学び

モラハラ元夫と生活をして

モラハラとは

モラハラとは、モラルハラスメントの略で

精神的な虐待や嫌がらせの一形態で、他人を精神的に追い詰めたり、

侮辱したりする行為を指します。モラハラは職場、家庭、学校など様々な場面で発生するものと言われています。

家庭で起こるモラハラ

家族の一員を無視し続けたり、冷たい態度を取り続ける

配偶者や子供に対して過剰にコントロールし、自己価値を下げる発言を繰り返す。

言葉や態度で脅迫し、相手を精神的に追い詰める。

このように、相手の存在価値を下げるような行動を繰り返し、

相手が精神的に弱ったところで

自分の思い通りに物事を動かしたりします。

またモラハラを受けたことによって

モラハラを受けたことによって起こる悪影響

うつ病、不安障害、PTSDなどの精神的健康問題を引き起こ可能性があります。また自己肯定感が極度に下がります。

家庭や友人との関係が悪化し、社会的孤立を感じることがあります。

モラハラを受けることで、精神的にもそして社会的にもさまざまな悪影響を及ぼし

人生を変えてしまうこともあるのです

蓮虹が経験してきたこと

蓮虹は2回結婚していますが、1度目の夫は

モラハラ夫でした。

ただ、元夫と生活している時にはそれがモラハラと気づくことはなく

毎日ビクビクしながら、辛いなと思うだけでした。

ですが、機能不全家庭に育った私は

その部分に異常を感じることがなく

普通だと思っていたのです。

家庭生活は、窮屈で居心地が悪くて、いつも相手の顔色を伺う

これが普通で特にそこがおかしいと感じることはありませんでした。

出会った当初はとても優しい

出会った当初は、何でもしてくれてお兄さんのようで、

とても優しいという印象でした。

これが、モラハラにありがちな、外面がいいという一面ということも気づかず

ただ、確かにおかしいなということがありました。

それは職場の話をしている時に

いつも文句を言っているのです。

そしてそれはいつも他の人が使えなくて、自分ならこうするし、こうしたほうが良いのに

ということ。

そう言うことを、常に言っていました。

私が知り合ったのは、なんと入社1年目

仕事も周りも見えていない1年目の新入社員が何十年も勤めているベテランの人に

こうしたほうが良いと言うのだから

今考えると恐ろしいです。

最初の違和感は職場でも自分の言うことを聞いてもらえないことで、ストレスを溜めていると言う感じでした

次に出てきたのは束縛

束縛

私も学生でしたが、社会生活をしていて、自分の周りには一緒に遊びに行ったりする友達もいました。

ですが、元夫が休みの時そして平日の夜は絶対に外出禁止。

休みの日と平日つまり365日

私には誰かと好きに出かける自由がなかったのです。

そして飲酒の禁止

どこかに誘われたり、社会人になって飲みに誘われても

全て断っていました

そうすると人と親密な関係はもちろん築けないし

誰かに自分のことを相談する機会もありません

そして誘われなくなり、孤立し、学校や会社で居場所を失いました

外見、服装のコントロール

元夫は自分と付き合うのには、自分と相応しい人間でないといけないと

常々言っていました。

外見で言えば、

痩せていること。体重は52キロ以下

黒髪(染めるの禁止)

ピアス禁止

ミニスカート禁止

とまるで学校の校則のように色々なコントロールがありました

結婚後には人格を否定

私はすごく忘れっぽくて、頼まれたことを忘れたり、

忘れ物が多くあります。

その度に舌打ちされて、

モラハラ元夫

お前使えない

そう言われるのです

何をしても使えない

どうしようもない女

俺と別れたら誰にも相手にしてもらえない

それを常に舌打ちや不機嫌とともに伝えられるのです

そして家事は女の仕事

食事の支度から、元夫の出勤前の準備まで全てするのです

そしていつも元夫から言われる一言がありました

モラハラ元夫

俺は何でもできる!!

モラハラ夫は自由

身の回りの世話から家事育児を全て私にするようにして

自分は、俺は何でもできると言いながら

私には束縛と否定の繰り返しでした。

モラハラ夫はとにかく自由

飲み会にはいつでも行く(送り迎えはもちろん私)

家では必ず自分一人の自室が必要(冷房、パソコン完備)

いつでもどんな時でも付き合いとなれば泊まりでも出かける(詳細は秘密)

そして私には生活費2万円をくれて

節約して生活してくれ。

と、

ここで大切なこと、給与は元夫が全て管理して(理由は私が学生時代に私に色々奢ったからだそうです)

私の給与は保育園代と家賃に消えてきました。

そして自分は夜な夜な飲み歩き

バイクや車を買います

子供は自分の人生設計に邪魔なのでいらない。

そう言っていました。

そして元モラハラ夫が必ず言うセリフ

モラハラ元夫

俺の方が稼ぎが多い

どんなにやりたい放題しても必ず最後に言うのは

これ俺の方が稼ぎが多いから。

たった数万多いだけで、随分ないいようです。

ここで今なら笑い話ですが、

多いの多いは3万円の違いです

外ずらピカイチ

そんな家庭では散々な元夫も

自治会活動には積極的に参加し

子供の保育園の参観日や運動会(だけ)

(日頃の送り迎えは自分が稼ぎが多いと言う理由で全くしません)

参加して、そして率先して子供の面倒を見て

お手伝いもします。

いつもはしない抱っこをして、

いいパパ猛アピール・・・

モラハラに悩んでも誰も理解してくれない

悩んでいても、外では仲良し夫婦を前面に押し出しているので、

もう惚気〜?と言われること

あんないい旦那さんいないよと

誰もわかってもらえず孤立していきます

モラハラ夫は食事にもうるさく

ご飯はおかず2品以上

弁当は冷凍禁止

どこまで偉いのか呆れます

私の気持ち

もうこの人と生活はできない

何度も何度も何度も心によぎります

でも私は使えない女で、

別れたら誰も相手にしてもらえない

ここにいさせてもらうのはとても幸せなことなんだと

自分を騙して生活を続けるのです

が次第に

元夫が帰る時間になると頭痛がして頭が割れそうになったり

一緒にいると常に気を使い気を張るので

とても疲れたりしていました

まとめ

今でこそ、モラハラという言葉が出てきて

なんかおかしいなと思うことがあれば

モラハラかなと気付いて対処していくことも可能です

が私が若い頃は

まだ、男尊女卑が残る時代。そして田舎に住んでいたので

経営者や、地元の有力者も

男尊女卑の考えを根強く持っていたので

そのことがおかしいと思ったりすることはなかったのです。

夫婦は対等そう学んだとは

随分と先のことでした。

モラハラは心と体に大きな傷を残します。

自分を否定する人とは

すぐに距離を取り

親密にならないこと。

特に機能不全家族に育つと

モラハラにも抵抗なく溶け込めるのです(家庭がモラハラ王国なので違和感を感じない)

でも一人一人かけがえなのないたった1度の人生を生きています。

あなたを使えないという人とは、付き合う必要がない

それが私が人生を生きてきて学んだ一つです