子供時代は親の考え=全てとなる
子供の頃、
生活習慣から、社会生活、学校生活、友人関係に至るまで、
本来は親がサポートしながら子供を支えていくのが親の本来の務めです。
ただし、その親の役目を全くしない親がいます。
そしてそういう親に限って、
全てに完璧を求める傾向にあります。
そしてその子供は、日常生活から、友人関係まで全て
親が喜ぶ完璧こそ正しいのだと学習していくのです
何も教えないけれど完璧を求める親
私自身も当てはまるのですが
親が何かを教えてくれたり、一緒に考えてくれたり、一緒に悩んでくれたりした
記憶がありません。
深く深く思い出してみるのですが、
例えばお箸の使い方や、ボタンの止め方など、
できないことをひたすら怒られて、叩かれた記憶のみが出てきます。
やり方がわからない、だけど教えてもらえない。
できなければ怒られる。
余計にできないから、今度は怒られたくなくて何も挑戦しない
そのループが作られてきました
ちゃんとしなさい
さっさとしなさい
そう言われた記憶しかありません。
そして間違った完璧主義になってしまう
幼少期から、ちゃんとしなさい。
そう呪文のように言われ続けて、できなければ体罰があると、
ちゃんとしないと痛い目に遭うそう学習します。
そして、歪んだ間違った完璧主義になります。
全てを完璧にしないといけない。
完璧でないものは、取り組んではいけない
この歪んだ認知によって、
様々なものに挑戦したりする力や、自己肯定感が著しく
低くなります。
何かにチャレンジしようとしても、ちゃんとできないとどうしよう。
そういう先入観が入ります。
そして、できないといけないのでやめようと思うのです。
自分が親になり同じように教えない、完璧を求めてしまうさらに悪循環が生まれる
そして、自分が親になった時に
自分が親に学んだように、子供に何も教えない
(子供は勝手に学んで、勝手に育つと思い込んでいる。)
なので、子供もいろいろなことを覚えるのが遅かったり、できなかったり
できないことのみをキツく叱るので、子供が萎縮して自信が持てなかったり
悪循環が連鎖していきます。
気づいた時が変える時
狭い世界に生きていると、自分の生活イコール社会の常識になってしまい
何も疑うことがありません。
だけど、生きづらさを抱えながら試行錯誤して、自分が大人になり
気づく時がきます。
その時が人生を変えるポイントです。
気づいた時に、今更気づいても遅いし、何も変わらないよねとスルーする人
今気づいたんだから、今からできることから改善しようとする人
このどちらかです。
気づいた時にそこから改善策を見つけることで、
自分自身が生きやすくなります。
そして自分の後の世代子供や孫に
歪んだ完璧主義を引き継がず、
個々の可能性を信じて色々挑戦でき
いきずらさを少しでも少なくすることができます。
まとめ
子供の頃に染みついた考え方が自分の人生の土台となっていることが
本当に多いです。
そしてそれが自分を苦しめ、自分の人生を生きづらくしたり、自分の可能性の芽を摘んでいたりします。
何歳からでも遅くありません。
自分の人生が生きづらいなと思った時には、
それを見直すチャンスなんです。
見直す方法としては、カウンセリングなどがあります。
沢山のカウンセリングや、カウンセラーがいますので、
自分の考え方に合うカウンセラーを選ぶことが、人生を好転させる上でとても大切になってきます。
人生気づいた時がチャンスです。心おだやかな毎日を過ごしていきましょう。